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  • 紀元節(建国記念日)

    2016年02月7日

    今週は2月11日祝日、建国記念日があります。

    高齢者施設で、何の日でしょう? とお聞きする

    必ず「紀元節!」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

    1月1日と同じようにその日は学校に行って講堂に集まったそうな。

    袴や着物を着ていつもとは違う正装で学校に行ったこと、

    町の偉いさんがたくさん前に並ばれていて、校長先生が白い手袋をして

    奉安殿(ほうあんでん)=戦前、天皇と皇后の写真(御真影ごしんえい)と教育勅語を納めていた建物

    から、御真影を出して来て、みんなで教育勅語を唱えたとか、

    紅白のお饅頭を貰って帰ったとか。そんなお話しを口々にして下さいます。

    戦争が始まると、紅白饅頭は無くなり、みかんになったそうです。

    私も戦争を知らない世代です。奉安殿も御真影も全く何のことか解りませんでした。音楽療法に出会わなかったら、もちろん「紀元節」の歌も知りませんでした。

    高齢者の皆さんは「紀元節」の歌詞を殆どの方が覚えていてスラスラ歌われます。

    皆さんに、毎回そんな情景が目に浮かぶようなお話しを沢山お聴きしていると、その時代に自分もいたような錯覚を感じる時もあり、不思議な気持ちになります。

    核家族化になっている現代では高齢者と話をする機会の無い方も。

    私もその一人ですので、良い機会に恵まれているなぁと思います。